机上の空想。

気の向くままに、楽しそうな方へ。

大型自動二輪教習*~入校申込みまで

【入校式数日前①】

 

私はちょっぴり心配性です。

 

…というより、自尊心が高いので、
「恥ずかしい思いをしたくない」
という気持ちが強いです。

突然、教習所の受付に押しかけて
「電話予約はされていますか?」とか
「○○をご用意いただいてからまた…」とか
そんな風に言われてしまうことがあったら
私は二度とその場所に足を踏み入れられません。

 

ということで。

 

通おうと思った自動車学校に資料請求。

 

――しかし。

 

2日待っても、3日待っても、5日待っても、
一向にお手紙が届く様子が無い!

 

焦りました。

でも、いきなり電話をかける勇気は無いです。

3コールで出なかったら切っちゃいます。

 

…電話をして奇声をお披露目するくらいなら、
乗り込んでやろうじゃないか!!

 

ということで、次の日が仕事が休みだったので
そのまま申し込みに行くことにしました。

 

 

*******************

 

 

【入校式数日前②】

 

やけに早起きをして、朝風呂。

普段しないのに。

 

化粧はしません。肌が弱いので。
(ちなみに接客業ですがすっぴんです)

 

ジーンズに白い薄手のシャツという
ものすごくラフな格好で出発。

途中でATMに立ち寄り、教習代金を用意して
教習所へ。

 

…( ^ω^)

……( ^ω^)

………( ;^ω^))?

 

…駐車場がわからん!

 

まさかの。

 

Google先生も職務放棄。

駐車場やアクセス情報を見ても書いてない。

 

そのまま教習所のまわりを3周。

 

その時、たまたま送迎の車がシュッと
左折して教習所に入っていく様子が見えました。

駐車場、ありました!

ということで、もう1周して、ようやく
教習所の事務所にたどり着くことができました。

住まいから1.5kmなのに、45分かかった…

 

いざ、申し込み。

 

受付のお姉さん、美人

 

ビビる私。

 

り「すみません、二輪免許の申し込みしたくて来たんですけど」

受「はーい!ありがとうございます!中型?大型?」

り「大型っていきなり取れますか?」

受「取れないことは無いです!少々お待ちください」

 

そう言い残して去っていくお姉さん。

 

しばらくして、こちらへどうぞ、と。

案内されたのは二輪教習の教官のところでした。

 

教「はいはいどーもー。今回大型二輪の免許をご希望ということですね!ちょっと触ってみますか!」

り「え、いいんですか?」

教「取り回しができれば大丈夫なんで」

り「わかりました」

 

またがったり、倒して起こして。

…ひょいっと持ち上がり、逆にビビったりすとさん。

 

教「正直僕は、いきなり大型免許のチャレンジをおすすめします。いずれ大型に乗ろうと思っているのなら尚の事です。教習期間が、いきなり大型だと31時間あるので、大型のパワーや取り扱いに慣れていける時間が長いってことですから。もし、中型を取ってから続きで大型を取ろうとすると、大型に慣れる間もなく免許取れちゃいますからねー」

り「…どんくさいけど大丈夫ですか?」

教「『取りたい!』って気持ちがあれば、僕は大丈夫だと思いますよー」

り「取りたいです!」

教「うんうん!僕からしてみれば、りすとさんは羨ましい体格ですしねー!」

 

CB750、完全にベタ足。
それどころか少しヒザが曲がります。

 

教「まあ、頑張ってくださいよ!」

り「ありがとうございます」

教「じゃあ、受付へどうぞー」

り「はーい」

 

めっちゃ感じ良いお兄さん(推定40歳前後)

ちょっとくらりときそう…

ダメだよ…6年前の失敗が横切りました。

 

ということで。

 

受付に大型で行きます!と伝え、

視力検査と運動能力検査を行い、

写真撮影を行って、

教習簿を作成していただき、

手続き完了!

 

キャンペーンで1万円割引でした。

 

こうして、私の教習ライフは始まりました。

 

Rist.