大型自動二輪教習*~入校申込みまで
【入校式数日前①】
私はちょっぴり心配性です。
…というより、自尊心が高いので、
「恥ずかしい思いをしたくない」
という気持ちが強いです。
突然、教習所の受付に押しかけて
「電話予約はされていますか?」とか
「○○をご用意いただいてからまた…」とか
そんな風に言われてしまうことがあったら
私は二度とその場所に足を踏み入れられません。
ということで。
通おうと思った自動車学校に資料請求。
――しかし。
2日待っても、3日待っても、5日待っても、
一向にお手紙が届く様子が無い!
焦りました。
でも、いきなり電話をかける勇気は無いです。
3コールで出なかったら切っちゃいます。
…電話をして奇声をお披露目するくらいなら、
乗り込んでやろうじゃないか!!
ということで、次の日が仕事が休みだったので
そのまま申し込みに行くことにしました。
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【入校式数日前②】
やけに早起きをして、朝風呂。
普段しないのに。
化粧はしません。肌が弱いので。
(ちなみに接客業ですがすっぴんです)
ジーンズに白い薄手のシャツという
ものすごくラフな格好で出発。
途中でATMに立ち寄り、教習代金を用意して
教習所へ。
…( ^ω^)
……( ^ω^)
………( ;^ω^))?
…駐車場がわからん!
まさかの。
Google先生も職務放棄。
駐車場やアクセス情報を見ても書いてない。
そのまま教習所のまわりを3周。
その時、たまたま送迎の車がシュッと
左折して教習所に入っていく様子が見えました。
駐車場、ありました!
ということで、もう1周して、ようやく
教習所の事務所にたどり着くことができました。
住まいから1.5kmなのに、45分かかった…
いざ、申し込み。
受付のお姉さん、美人!
ビビる私。
り「すみません、二輪免許の申し込みしたくて来たんですけど」
受「はーい!ありがとうございます!中型?大型?」
り「大型っていきなり取れますか?」
受「取れないことは無いです!少々お待ちください」
そう言い残して去っていくお姉さん。
しばらくして、こちらへどうぞ、と。
案内されたのは二輪教習の教官のところでした。
教「はいはいどーもー。今回大型二輪の免許をご希望ということですね!ちょっと触ってみますか!」
り「え、いいんですか?」
教「取り回しができれば大丈夫なんで」
り「わかりました」
またがったり、倒して起こして。
…ひょいっと持ち上がり、逆にビビったりすとさん。
教「正直僕は、いきなり大型免許のチャレンジをおすすめします。いずれ大型に乗ろうと思っているのなら尚の事です。教習期間が、いきなり大型だと31時間あるので、大型のパワーや取り扱いに慣れていける時間が長いってことですから。もし、中型を取ってから続きで大型を取ろうとすると、大型に慣れる間もなく免許取れちゃいますからねー」
り「…どんくさいけど大丈夫ですか?」
教「『取りたい!』って気持ちがあれば、僕は大丈夫だと思いますよー」
り「取りたいです!」
教「うんうん!僕からしてみれば、りすとさんは羨ましい体格ですしねー!」
CB750、完全にベタ足。
それどころか少しヒザが曲がります。
教「まあ、頑張ってくださいよ!」
り「ありがとうございます」
教「じゃあ、受付へどうぞー」
り「はーい」
めっちゃ感じ良いお兄さん(推定40歳前後)
ちょっとくらりときそう…
ダメだよ…6年前の失敗が横切りました。
ということで。
受付に大型で行きます!と伝え、
視力検査と運動能力検査を行い、
写真撮影を行って、
教習簿を作成していただき、
手続き完了!
キャンペーンで1万円割引でした。
こうして、私の教習ライフは始まりました。
Rist.